バイオテクノロジーは、医薬品・医療・農業・食品・化学・電子・機械・環境・情報等の幅広い分野に及んでいます。このため、バイオテクノロジーと産業の接点は無限に存在し、各分野からのアプローチが積極的に行われています。日本においても大学・研究機関の産業への情報公開及び技術交流の活発化に伴って、バイオテクノロジーを応用したバイオベンチャーや中小企業が次々に誕生しています。
政府も1999年1月に「バイオテクノロジー産業の創造に向けた基本方針」を定め、この分野に対する重点投資を決定しました。それによると、2010年に予測されるバイオテクノロジー関連の市場(国内25兆円・海外100兆円)を睨み、バイオベンチャー企業を1000社まで増やすとしています。特に今後のバイオテクノロジー産業の基盤となるゲノムの構造解析などを加速的に推進する方針で、研究開発を行うベンチャー企業に対して公的支援を含むインキュベーション施設の拡充やバイオベンチャー企業の育成を積極的に推進する方針です。しかしながら、バイオテクノロジーの開発情報や研究開発の支援機関に関する情報の入手は、個別的な対応にとどまっているのが現状です。
そこで、私達はバイオベンチャーを育成するための情報提供や技術開発支援、相互交流を行う機関として「日本バイオベンチャー推進協会」(通称:JBDA)を2001年12月18日に設立し、バイオ産業の振興やバイオベンチャー企業の育成を積極的に働きかけております。JBDAは大学、企業、官の有識者より組織され、日本の各地で研究開発に取り組んでいる研究機関、バイオベンチャー企業への技術開発情報提供、事業法人との技術提携・ライセンス供与・共同研究・販売提携、資金調達の相談などを、様々な支援組織をパートナーとして実現させております。
今後とも、どうぞ日本バイオベンチャー推進協会を宜しくお願い申し上げます。
NPO法人日本バイオベンチャー推進協会 会長 松島 綱治
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